腐女子上がりの思いつき

遊びに来ていただき、ありがとうございます。  腐女子上がりが思いつくまま、気の向くまま、 日々の思いを綴ります。

詐欺未遂?

2021年が始まってしまいました。

新年早々、縁起でもないのですが、

マッチングアプリで、詐欺にあいそうになったというネタを一つ。

 

昨年6月頃、Mというマッチングアプリで、N大教授のT.Hさんと知り合いました。

今、留学を考えている、友人を頼ってシエナ大学に行って、

そこで、かねてから勉強したいと思っていることをやるんだと熱く語るお人でした。

前職(科研)のお仕事で日本画の修復に携わり、墨の解析をしたという話から、

お互いの趣味が「絵画鑑賞(美術館巡りともいう)」であることで話が盛り上がり、

何日もお互いに興味のある絵画や彫刻について話しました。

ああ、美術館で絵を見て回りながら、こんな素人談義ができたら、

どんなに楽しいだろう。妄想が膨らみます。

食べ物の好みも合う。(これは非常に重要視しています)

このヒトなら、本命を忘れられるかもしれないと、本気で思ったほどでした。

 

 1カ月経ったある日、「会いましょう」とT.Hさんからお誘いがありました。

好意を持っていたし、自然な流れだと思いました。

日にちを決める段になって、「すぐに会いたい」と言ってくださったのですが、

当時、あまり体調がすぐれなかったため、会う日を決めきれずにいました。

そうしたら、いきなり音信不通になり、少し焦りました。(といってもたぶん数日)

私は何かやらかしたんだろうか?

友人にも、「もう駄目かもしれない」と愚痴ったくらいでした。

 

そうしたら、急に「大変なことが起こりました。貴女に助けて欲しい」と連絡がありました。

もしかして、これは金の無心?

イタい経験のある私には嫌な予感しかしませんでした。

直ぐに丁重にお断りしました。

 

しばらくして再び連絡があり、今、銀行口座が使用できなくなっているので、

300万円貸してほしいと具体的な金額を言ってきました。

T.H「300万円が直ぐに難しいのなら50万円でもいいので貸してほしい」

私 「どうしてそんなことになっているの」

T.H「母親が詐欺の被害にあった。取られたお金は返ってきたけれど、

  そのお金は詐欺集団のものなので、お金が使用できないよう銀行口座が

  フリーズしている。生活費も引き出せないで困っている」

T.H「イギリスの口座に3,000万ほどあるけれど、N証券から出金には半年かかると言われた。

 出金されたら直ぐに返すから」

そう言っては通帳や免許証などいろいろなものを送ってきました。

そんなやり取りをしている最中、友人から「Y市で2度事件を起こし書類送検になった

科捜研技師T.H」の記事が送られてきました。

年齢も住まいも一致、どうやらT.Hさんのことのよう。

その記事をT.Hさんに送りながら「もしかしたら、これは貴方のこと?」と聞くと、

T.H「その人と同姓同名なので、大学に迷惑がかかるといけないから名前を変えたんだ。違う」

と否定してきました。

たとえT.Hさんが言うことが事実だったとしても、私自身がT.Hさんをとうに

信じられなくなっていました。

なので、「T.Hさんとのやり取りはこれで終わりにしたい」と伝えたところ、

T.H「何でマッチングアプリが、こんなに厳しいの、、、、、、。」と。

これが最後の言葉となり、私の恋は終わりました。